さて、タイトルにありますパールトーン加工とガード加工の違いについて簡単にご説明をさせて頂きます。
ガード加工と大きく括っても他種多様なガード加工がございますので、一概に機能の定義は出来ませんが、一般的な機能を仮定しての比較をさせて頂きます。
①撥水効力の違い
撥水効力の違いですが、撥水にはJIS規格がございます。
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/149
※カケンテストセンター様 HP引用
弊社は撥水効力は5級と最高レベルの品質でお客様にお届けいたします。
撥水効力が低いと、生地に浸透する速さも変わります。そうしますと結局は水シミとなるのです。多くのガード加工は撥水効力が5級レベルを出している所は少ないです。
②自社開発の強味
弊社は撥水加工の会社として長年の経験がございます。
撥水加工液は弊社で独自に開発した唯一無二の加工液となっており、撥水加工機械もオリジナルのものとなっております。以下が自社開発の強味です。
・元々の風合いを維持出来やすい
・着物にあった効力や風合いの調整が可能
・撥水効力以外にも様々な効力を付与可能
③アフターケアが豊富
パールトーン加工の場合は、アフターケアメニューが豊富に用意されております。
・パールトーン加工済みお手入れプレス
衿、袖、裾等をベンジンを利用して簡単なお手入れ、気になる部分もベンジンでお手入れさせて頂きます。また仕上げは蒸気を利用したプレスが可能となるため、汗も取れやすくなります。
・パールトーン加工済みクリーニング+お手入れ
お手入れの作業に加えて全体をクリーニングさせて頂きます。商品によっては手作業での洗いとなります。クリーニング機は最高峰のクリーニングを使用し、弊社独自の加工液を入れて洗いながらでも、パールトーン加工の維持も可能となります。(他社のクリーニングでは撥水加工は減退)
ガード加工の場合はアフターケアの年数制限があったり、撥水加工のかけっ放しとなるため、効力が維持されてなかったり、アフターケア年数超過後は、メンテナンス費用がかさむ場合がございます。
※オンラインストアの場合はアフターケアに対しての年数制限はございませんが、定額でメンテナンスケアが受けれます。
④着物保険に加入できる
パールトーンでは、お客様がお手入れ方法に従ってお手入れをしていただいて、汚れや揮発油(ベンジン)の輪ジミが残った場合には、残った汚れをアフターケアしております。
尚、地直し・ヤケ直し・生地をこすってスレが発生した場合、また、カビ汚れのひどいものや変色しているもの・着用シワ等の直しは有料(見積り)となります。その際は加工に出されたお店にご依頼ください。
また、期限が5年間のきもの損害保険「安心どすえ」に保険料のご負担なしで加入できます。
こうしたパールトーンならではの保証制度の充実は、そのままパールトーン加工がもつ効果や品質への自信のあらわれでもあります。
- 申し込みは無料です。ただし、往復分の切手代はお客様のご負担となります。
- きもの保険「安心どすえ」には加入期限がありますのでご注意ください。
- きもの保険「安心どすえ」の加入はパールトーン加工済のきもの・帯・長襦袢に限ります。
- 保険加入期間はパールトーン加工済商品についてくる加入カード(往復はがき)を投函した消印日の翌日から5年間となります。
- 返信されたはがきは保険金請求の際に必要となりますので、大切に保管してください。
きもの損害保険「安心どすえ」窓口は、総合保険代理店 株式会社グローバルシップとなります。
保険関連のお問い合わせにつきましてはグローバルシップにお願いいたします。
総合保険代理店 株式会社グローバルシップ
〒606-0816 京都市左京区下鴨松ノ木町35-1 下鴨松ノ木ビル3階TEL:075-706-7878 FAX:075-706-7891
①~④までおおまかに記載させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
パールトーン加工がなぜガード加工よりも高いかと言いますと上記①~④に集約されております。着物は高い買い物であり、尚且つ1点ものとなります。長く愛用されたい方は是非、パールトーン加工をご利用下さいませ。